東金市議会 > 2006-12-20 >
12月20日-05号

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  1. 東金市議会 2006-12-20
    12月20日-05号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    平成18年 12月 定例会(第4回) 議事日程(第5号)                       平成18年12月20日(水曜日)第1 会議録署名議員の指名第2 常任委員長報告・同報告に対する質疑及び討論、採決---------------------------------------出席議員  22名 1番 前田京子    2番 佐竹真知子   3番 石田 明 4番 小倉治夫    5番 宍倉敬文    6番 塚瀬一夫 7番 渡邉直樹    8番 大野政廣    9番 水口 剛10番 中丸悦子   11番 布施栄亮   12番 石渡徹男13番 宮山 博   14番 石崎公一   15番 松戸 進16番 早野 誠   17番 今関正美   18番 古川克己19番 斉藤利男   20番 山岸惠一   21番 戸田英夫22番 田辺 博欠席議員  なし---------------------------------------議案説明のための出席者 市長          志賀直温    企画課長        川戸 昇 教育長         木村 卓    総務課長        古川浩一 企画政策部長      石田光男    財政課長        小高 茂 総務部長        木村 隆    社会福祉課長      齊藤安光 市民福祉部長      古川正美    農政課長        嶋田 実 経済環境部長企業部長 松島正行    土木課長        本吉伸拡 建設部長        林 直樹    教育総務課長      石井 武 教育部長        行方秀明 市民福祉部参事     齊藤 操 企画政策部次長     石橋輝喜 総務部次長       鈴木康一---------------------------------------会議事務職員は次のとおり 事務局長        酒井勝美    次長          布留川信男 書記          石橋浩幸---------------------------------------          午前10時21分 開議 ○議長(石崎公一君) おはようございます。 定足数に達しています。 これより本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第79条の規定により11番布施栄亮君、12番石渡徹男君を指名いたします。 日程第2、常任委員長の報告でありますが、各常任委員会に付託いたしました陳情及び各議案を一括議題とし、関係常任委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。 宮山委員長。          [総務常任委員長 宮山 博君 登壇] ◆総務常任委員長(宮山博君) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、平成18年第4回定例市議会において、総務常任委員会に付託されました議案7件の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、12月13日午後1時から、第1委員会室において、委員全員出席、当局より石田企画政策部長木村総務部長及び関係課長など出席のもと開会いたしました。 初めに、第2号議案 東金市副市長定数条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、副市長の役割と報酬をどのように考えているのかとの質問に対し、地方自治法の改正により、従前の助役が行っていた市長の補佐などの業務に加え、市長の委任を受けて行う業務がある。具体的には、平成19年度1年かけて行財政改革を推進し、新たな組織を構築する。報酬については、現行の市長の報酬85万円、教育長65万円、助役73万円をもとに職務内容を精査し、報酬審議会で協議願うこととなるとの答弁がありました。 また行財政改革ならば、副市長を置かなくても職員でできるはず。説明では、平成19年度は副市長を1名置き、20年度には2名とのこと。説得力に欠け、説明不足ではないかとの質問に対し、今日まで助役不在の部分を管理職でカバーしてきたが、政治判断を求められる課題では、一般職では対応し切れない部分があった。地域医療や大学3期用地、ガス事業などの問題が山積をする中で、これを乗り切るため副市長が必要となる。副市長を迎え、今後1年間かけて行財政改革、組織の再編、職員削減などの課題に議会の意見を聞きながら取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また十分に審議を尽くした上で、次回の議会での上程でもよかったのではとの質問に対し、今回条例を制定した上で、人選や報酬の審議をする必要があるとの答弁がありました。 また本議案の制定趣旨は理解できるとするも、副市長の選任に伴う諸条件である報酬額や副市長の役割、市長権限の委任や責任について異論や疑問が相次ぎ、今後このような事案の場合は、議会との協議を重ねた上で提案すべきであるとの意見、十分な協議・理解がされていない中での提案であった。事前に十分協議するということを厳守していただきたいなど多数の意見がありました。 更には、今後予定されている副市長の選任や、その報酬額、副市長の役割、市長権限の委任などについて、今後議会と十分な協議を重ね、合意の上、議案などを提出すべきであるとの意見もありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に第3号議案 市税条例の一部を改正する条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第5号議案 東金市特別職の報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第10号議案 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第11号議案 九十九里地域水道企業団規約の変更に関する協議について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第12号議案 山武郡市広域水道企業団規約の変更に関する協議について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第13号議案 平成18年度東金市一般会計補正予算(第2号)について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、債務負担行為について、城西幼稚園仮設園舎城西小学校に建設とのことだが、運動会などへの支障はないのか。また小学校との境にはフェンスを設置するのかとの質問に対し、仮設園舎は、校庭の海側、大網寄りに建設し、小学校との境にはネットフェンスを100メートルほど設置する予定であるので、運動会などへの支障はないとの答弁がありました。 また航空写真撮影写真図作成業務委託料について、市全体を撮影するのか、また委託先の選定方法はとの質問に対し、市内全域を撮影し、委託業者の選定は指名競争入札を考えているとの答弁がありました。 また排水路改修工事で、13号排水路の武射田堰の補正があるが、水門の管理はどこで行っているのか。水門は大切な施設なので、管理の指導が必要であるとの質問に対し、武射田湛水防除施設管理委員会で管理し、役員6名、管理委員13名であるとの答弁がありました。 また子どもの映画鑑賞普及事業補助金について、事業は年に何回行うのかとの質問に対し、今年度文化庁が始めた事業で、東金文化スポーツ財団で申請し、7月16、17日の2日間、伊能忠敬の映画を上映し、延べ845名の入場者であったとの答弁がありました。 採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会に付託されました議案7件の報告を終わります。 ○議長(石崎公一君) 総務常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 そのまま休憩します。          午前10時30分 休憩          午前10時30分 再開 ○議長(石崎公一君) 再開します。 ございませんか。 前田京子さん。          [1番 前田京子君 登壇] ◆1番(前田京子君) おはようございます。 それでは、議長の許可を得ましたので、日本共産党と市民を代表いたしまして、委員長報告におきまして採択と報告されました第2号議案 東金市副市長定数条例の制定について、反対の立場で討論を行います。 現在、財政リフレッシュ・プランにおきまして、手数料やごみ袋の値上げ、または4月の民営化に向けた市民サービスの削減が計画されており、また市職員の削減も行われている中で、部署においては大変苦労している状況にあります。 そういう中で、この条例の制定については、副市長が市民の立場からすればどうメリットがあるのか、そして職員の働く意欲をどう向上させていくのか、また副市長の権限、そして中身についても大変不明確であります。抜本的な改革を取り入れていくというご説明もありましたが、方向性が住民に向けられておらず、あえて副市長を置く必要はないと判断して、この議案には反対の立場で討論させていただきまして、終了します。ありがとうございます。 ○議長(石崎公一君) ほかにございませんか。 山岸惠一君。          [20番 山岸惠一君 登壇] ◆20番(山岸惠一君) 議長のお許しをいただきましたので、第2号議案 東金市副市長定数条例案委員長報告は採択でございました。前田京子さんは、反対ということで討論を行いましたが、賛成の立場で討論を行います。 原稿がございませんので、脱線することもあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 およそ委員長報告につきましては、内容は定かではないがと、当局の準備不足という部分については、市長が今後いろいろなものについては協議していくんだと、議会の皆さんと歩調を合わせて、ある部分でも協議しながらということで、それを条件に採択されたということでございました。 反対討論においては、いわゆる市民サービスの削減、あと職員については、大変職員の削減も含めてメリットがないと。特に先ほどの全協でも、水口議員からも心配されたように、よく職員のモチベーションとかによって、職員の意欲向上につながらないというお話があると思うんですが、私はこれは全く心配がなくて、これで意欲の低下する人はどんどんやめてもらいたいと思っているわけです。 というのは、一般質問の中でもありましたけれども、日々一生懸命努力している職員は本当に多いわけですね。例えばケースワーカーとか、税務課とか、市民課の窓口とか、いわゆる複雑化する市民需要に対応する窓口は日々大変な思いでやっているわけでありますので、私は職員の経験からして、私も大した職員じゃありませんでしたけれども、一生懸命自分の職務を全うしている職員については、こういう制度は非常に待ちわびていたんではないか、こういう思いがするわけであります。革新系の人たちとはちょっと方向が違うんですが、例えば優しい言葉をたまにかけてやったらいいじゃないかというようなことも、いいところを認めてやったらいいじゃないかという言葉もありますけれども、今やっぱり東金市では、何といっても勝ち組は公務員ですから、民間がどんどん地盤沈下していく中で、公務員の皆さんは一つの勝ち組でありますので、それを意識して、市民のために住民サービスを行うのは当然だと思うんです。また、そういう意欲に燃えている人たちも非常に多いと思います。 ですので、この副市長制度を導入するに当たって、独断専行とかもいろいろ田辺議員水口議員からも心配されましたけれども、私はある部分、トップは独断専行でいいんじゃないかと思うわけであります。ということは、トップは職員と違いまして4年に一遍洗礼を、私たちも受けるわけですけれども、有権者がいるわけですので、市長やり過ぎだなということであればこの次やめてもらって、そういう人を皆さんでかついで市長にしてやってもらえばいいわけです。これが議会制民主主義で、日本の政治のあり方だと思いますので、大いに賛成するところであります。 それと、これはちょっと議事録に残りますので、ホームページでも市民の皆さんが見ると思うんですが、当局の皆さんにもよく考えていただきたいのは、この6月に、助役、収入役が、早く言えば議会に首を切られた形があると思うんです。これは私はこのお二方とは懇意にしていて、非常に職員としては尊敬していた方たちでありますので、私とほか何名が首切ったじゃないかという話が流れて、どうかなという気もしたんですが、これをよく職員の幹部の皆さんには考えてもらいたいんですね。というのは、緑花木センターですとか、大学3期用地、ここにも東金市における状況で書いてありますけれども、一番近いところではアリーナの空調の問題、これがいまだかつて責任の所在が明らかにならないということは、当局はかばい合っている証拠なんですね。こんなものは私の経験で言えば、決裁権限を追っていけば、すぐだれに責任があったか、どこの部署に責任があったかわかるわけですけれども、これを業者に開き直られて、これ以上は面倒見ないと、市も出せと言われているわけですから、私はこういった問題が、下水道の事件につながらなければいいかなと思っているところもあります。何を言いたいかということは、この制度そのものは非常にいいことなんですね。地方自治法の一部改正で161から172、特に吏員制度の廃止ということで、明治時代続いたお役人という意識を、反対する議員もいましたけれども、お役人制度を廃止するという条例で、非常に地方自治体にとっては画期的な一部改正であります。 ですので、ぜひとも保守系の皆さんはいろいろご不満もあると思いますけれども、今言った、助役、収入役がなぜ議会に首切られたのかということをよく考えていただいて、私が組織的なものを言うより皆さんはプロですから、きょうはちょっと両部長は自分たちにも関することでありますし、ほかの方たちにも影響しますので、市長も部長も口が重くて、わかっているんだろうけれども、明快な答えは出なかったわけでありますけれども、そういった大先輩2名が議会になぜ首を切られてしまったのか。東金市制50年で初めてだと思うんですが、そういったことを十分考えて、それと議会の協議不足を今後協議を前提にという、お情けと言うと言葉は悪いんですけれども、情のある部分をよくかみしめていただいて、市長ともども腹をくくって、最後のお務めに幹部の皆さんは、あと何年でなると思いますけれども、ここで東金市民のために大なたを振るって頑張っていただきたいなと。勝手なことを言いましたけれども、この第2号議案に賛成の立場で討論を行いました。よろしくお願いいたします。 ○議長(石崎公一君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第2号議案 東金市副市長定数条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第2号議案は原案どおり可決されました。 次に、第3号議案 市税条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第3号議案は原案どおり可決されました。 次に、第5号議案 東金市特別職の報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第5号議案は原案どおり可決されました。 次に、第10号議案 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第10号議案は原案どおり可決されました。 次に、第11号議案 九十九里地域水道企業団規約の変更に関する協議について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第11号議案は原案どおり可決されました。 次に、第12号議案 山武郡市広域水道企業団規約の変更に関する協議について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第12号議案は原案どおり可決されました。 次に、第13号議案 平成18年度東金市一般会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第13号議案は原案どおり可決されました。 次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。 松戸委員長。          [文教厚生常任委員長 松戸 進君 登壇] ◆文教厚生常任委員長(松戸進君) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、平成18年第4回定例市議会において、文教厚生常任委員会に付託されました議案5件、陳情5件の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、12月15日午前10時から第1委員会室において、委員全員出席、当局より古川市民福祉部長齊藤市民福祉部参事行方教育部長及び関係課長出席のもと開会いたしました。 初めに、第4号議案 東金市青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、この協議会は現在休眠中とのことだが、その原因はとの質問に対し、この東金市青少年問題協議会は、昭和29年に設立され活動していたが、その後、青少年問題の重要性にかんがみ、青少年の健全育成非行防止のための国民運動を幅広く強力に推進するため、かわるものとして昭和59年に青少年東金市民会議が設立された。この市民会議は、総会や研修会、PTAなどの関係者との防犯パトロールに関する情報交換会、いじめや不登校対策の映画会などを開催しているとの答弁がありました。 また改正条文に市副市長とあるが、なぜ副市長ではなく、市副市長なのかとの質問に対し、委員には、市の行政組織に入っている委員とそうではない委員があり、区分するためであるとの答弁がありました。 また東金市青少年問題協議会は、条例で規定されている協議会であり、休眠などさせずに、子どもたち健全育成のために再開してほしいとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第7号議案 東金市簡易マザーズホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、利用年齢が18歳未満に引き上げられたにもかかわらず、逆に定員を20名から15名に引き下げて不都合はないのかとの質問に対し、今回の改正で通園児15名に対し、保育士は3名と1名増になったが、平成18年9月現在での平均通園人数は7.7人であり、マザーズホームには職員3名と臨時職員2名がいて、うち1名が隔日勤務なので4.5人とカウントできる。夏休みなどの通園児の多い時期でも10名程度なので支障はないとの答弁がありました。 また、在籍29名のうち、併用を除いた16名の通園率が悪い理由はとの質問に対し、通園者は障害があるので、体力的な理由やリハビリテーションセンターへの通院のためであるとの答弁がありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第8号議案 千葉県後期高齢者医療広域連合の設置に関する協議について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、この広域連合規約では、情報公開や資格証の取り扱いなどが示されていないが、どのような対応をするのかとの質問に対し、この広域連合規約案基本事項を定めたもので、県内全市町村で議決されれば、平成19年1月に設立許可、その後、具体的な運用・条例の制定などについては、全構成市町村から選出された56名の議員による広域連合議会で議論されるとの答弁がありました。 また財政面で不安のある広域連合だと思うが、医療費の財源内訳について、国・県・対象高齢者などの負担割合はとの質問に対し、負担割合は国が40%、市と県が5%ずつ、各保険者が40%で、それに7割・5割・2割の軽減措置分高額医療共同事業分として約2%を見込み、対象高齢者負担割合は約8%となるとの答弁がありました。 また会計管理者は、広域連合長補助機関である職員のうちから、広域連合長が命ずるとあるが、これは広域連合長出身市町村会計管理者を指すのかとの質問に対し、会計管理者広域連合職員の中から任命されるとの答弁がありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第14号議案 平成18年度東金市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。質疑の主な内容について要約して申し上げますと、平成17年3月から10月までの実績額と11月から平成18年2月までの見込み額の合算により交付された県支出金に対し、決算は済んでいるのかとの質問に対し、今回の補正は、平成17年度の決算に伴うものであるとの答弁がありました。 採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第15号議案 平成18年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、時間外勤務手当増額補正について、作成単価の引き下げなどによりケアプラン作成引き受け手が減り、地域包括支援センターの業務量が増大したとのことだが、人員を増やすなどの対策は考えているのかとの質問に対し、主任ケアマネジャー派遣委託回数をふやすことや、保健師などの臨時職員の雇用を考えているとの答弁がありました。 また地域包括支援センター職員派遣委託料増額補正の内容はとの質問に対し、主任ケアマネジャーの派遣を週2日から3.5日へとふやしたもので、主任ケアマネジャーのいる芙蓉荘とゆりの木苑から派遣を受けているとの答弁がありました。 採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、継続審査となっていました陳情第15号 東金病院及び成東病院大網病院の早急な医師や看護師の確保と、山武地域医療センター計画への県の参加を求める陳情について、事務局概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、今議会でも各会派から一般質問があるなど、この問題について心配している。県の支援なくして東金病院の機能回復や山武地域医療センター計画も成就しないと考えるので、市長の後押しという意味でも採択したいとの意見、また陳情項目自体はいいが、内容には意見や認識の違いがある。ただ、医療を取り巻く状況は待ったなしである。東金市議会として意見を発することは、住民と一緒に考えていくというメッセージにもなると思うとの意見、また東金市議会として市長の立場を後押しすることは、全会一致の合意事項であるので賛成の立場であるが、計画推進に後ろ向きな内容や建設費の認識、住民へ説明不足であるという点、公立病院を廃止縮小することは問題ですとの文言には賛成しかねるとの意見がありました。 採決の結果、全員賛成により、採択すべきものと決しました。 次に、陳情第17号 「格差社会」を是正し、庶民増税の中止と社会保障の拡充のため国への意見書採択を求める陳情について、事務局概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、税法改正による負担増などにより、格差は広がっているのだから、是正のための意見を上げていきたいとの意見、また医療費や障害者福祉の面でも負担増の現状があり、採択すべきであるとの意見がありました。 採決の結果、賛成少数であり、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第18号 療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止等国への意見書採択を求める陳情について、事務局概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、この陳情に賛成の立場から、東金市の療養病床の現状はとの質問に対し、市内に療養病床は38床あり、21名が市民である。また介護保険の被保険者では、42名が療養病床であるとの答弁がありました。 また受け皿がない中での療養病床の廃止は、多くの患者が行き場を失う結果になる。患者の負担増や、リハビリ日数制限も問題があるので採択したいとの意見がありました。 採決の結果、可否同数であり、委員長裁決により不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第19号 介護保険制度改善・拡充のため国への意見書採択を求める陳情について、事務局概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、介護保険法の改正により、受けられていたサービスが受けられなくなった現状や、介護保険料の値上げなどにかんがみ、国の負担割合を引き上げるべきであるとの意見、またなぜ国の負担割合を25%から50%へ引き上げたいのか、根拠を聞いてみたいとの意見がありました。 採決の結果、賛成少数であり、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第20号 障害者の福祉・医療サービス利用料の「応益(定率)負担」を見直すよう国へ意見書の提出を求める陳情について、事務局概要説明の後、審査に入りました。質疑の主な内容について要約して申し上げますと、障害者自立支援法の施行により、利用者は原則1割負担となった。福祉作業所などの施設利用を控えることが危惧されるので、採択したいとの意見、また県内36市の中で22市が軽減措置をとっている。軽減措置をとれない東金市であるならば、国へ制度改革を求める意見書提出には賛成であるとの意見がありました。 採決の結果、賛成少数であり、不採択とすべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員会に付託されました議案5件、陳情5件の報告を終わります。 よろしくお願いします。 ○議長(石崎公一君) 文教厚生常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。ございませんか。 田辺 博君。
    ◆22番(田辺博君) 第8号議案について、1点お聞きしておきたいというふうに思います。 この広域連合の発足が、来年の1月1日ということになっておりますが、東金市の後期高齢者の方々の医療負担が新たに増えることと、それが年金から天引きされるということの中で、広域連合に対する改善要求や被保険者の声を取りまとめる行政側、つまり市の側のそういう窓口というのはどのように設置され、機能しようとしているのか、その辺についての質疑の内容等が報告にありませんでしたけれども、その点、質疑がなされたのかどうか、お聞きしておきたいというふうに思います。 ○議長(石崎公一君) 松戸委員長。 ◆文教厚生常任委員長(松戸進君) 今、田辺議員が言われた質疑は、前田委員と佐竹委員からありました。 ○議長(石崎公一君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ質疑を終結し、討論を許します。ございませんか。 前田京子さん。          [1番 前田京子君 登壇] ◆1番(前田京子君) それでは議長の許可を得ましたので、日本共産党と市民を代表いたしまして、委員長報告におきまして採択と報告されました第4号議案、第7号議案、第8号議案、3議案について、また陳情第17号、第18号、第19号、第20号に対して、反対の立場で討論を行います。 まず第4号議案 東金市青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例案ですが、条例第1条については、いじめ等子どもたちの問題が深刻化する中で、協議会の設置については賛成するものの、第2条第2項第2号は、助役制度から副市長制に改めるものであり、行政リフレッシュ・プランにおいて、市職員の削減が行われている中で、市民へのメリットもなく、あえて副市長を置く必要はないと考えることから、今議会に上程をされている第2号議案に反対の立場から、この議案には反対をいたします。 次に、第7号議案 東金市簡易マザーズホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは障害者自立支援法の制定により、対象が18歳未満まで引き上げられたにもかかわらず、利用定員を20人から15人に引き下げることで、管理責任者、保育士の増員を行わず、コストを控えることを重視するもので、本来なら自治体として利用者の立場に立ち支援を行い、利用しやすい制度にすることが必要であると考え、反対いたします。 次に、第8号議案 千葉県後期高齢者医療広域連合の設置に関する協議についてですが、6月の国会において、自公政権により強行採決をしたこの医療制度は、75歳以上のすべての高齢者を対象とし、保険料は年に約7万円徴収、しかも介護保険料と同様に年金から天引きをされます。そして保険料が払えない方には、短期証、資格証が発行されることになり、必要な医療が受けられない状況となります。 また診療報酬も他世代と別立てにされることにより、後期高齢者の心身の特性にふさわしい、医療報酬体系を口実に報酬を引き下げ、手抜き医療になるおそれがあります。しかも、議員選出については間接選挙となり、住民の声が届きにくく、産廃ごみ処理を広域連合で行っている鳥羽市では、広域連合の議長が産廃用地を強引に決定し、住民が異議申し立てを行っても、広域連合が無視をし、建設したという例があります。 東金市においては、約5,000人の市民が対象となりますが、条例、規約の制定に、市議会への報告義務、情報公開を盛り込むことはせず、国言いなりの条例であります。また今後、助言と言い国の勧誘や保険料の取り立てが行われる危険があり、75歳以上の方に保険料の値上げ、差別医療を押しつけるこの条例制定に強く反対いたします。 次に、陳情第17号 「格差社会」を是正し、庶民増税の中止と社会保障の拡充のため国への意見書採択を求める陳情ですが、政府の構造改革により、定率減税の半減や各種控除の廃止、縮小、更に介護保険料や国保税は引き上げられ、受け取る年金は減る一方で、100年安心の年金は崩れ、高齢者の暮らしは大変な状況です。 また障害者自立支援法による応益負担の導入が障害者に耐えがたい負担増をもたらし、深刻な声が日本共産党に寄せられています。医療についても、現役並み所得の方は医療費の窓口負担が2割から3割負担と増額、また70歳以上の長期入院患者の食費の負担、居住費負担の増額、高額療養費の自己負担の引き上げ、介護保険料の引き上げが行われました。 そして生活保護については、老年加算の廃止などの削減が進められ、また国の指導によって認定も厳しくなり、本市の保護率は6.7%、申請率は31%であり、保護を求めても保護が受けられない状況にあります。そして若い世代にとっても、派遣やパートなどの非正規雇用が多く、昼、夜と働いても生活が大変苦しい状況であり、格差という不平等・不公正が生存権まで脅かす事態になっています。市民の命、暮らしを守るためにも採択すべきと主張いたします。 次に、陳情第18号 療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止等国への意見書採択を求める陳情ですが、介護型療養病床に入院している方の多くは、介護度が4以上、ほぼ寝たきりで日常生活全般に介護が必要であり、かつ医療行為も行われています。療養病床が廃止されたらどこへ行けばいいのかと悲痛な声が寄せられています。家庭では介護力が乏しく、他の施設では料金が高く、特養の施設では待機者も多く、受け皿がない中で多くの患者が行き場を失ってしまいます。 また施設に入所している方の食費は1日650円、1カ月約2万円、居住費は1日320円、1カ月約1万円の負担増となり、施設に入所することも困難になります。 そしてリハビリ日数の制限についても、打ち切られてしまった方の機能回復が低下をしており、政府も実態を調査すると言わざるを得ないという状況にあり、この陳情の採択を主張いたします。 次に、陳情第19号 介護保険制度改善・拡充のため国への意見書採択を求める陳情ですが、法改正により要介護1の方が要支援へと移行し、本市では決算報告において174人の方が、今まで受けていたサービスが中止となったことが明らかになりました。 また保険料についても、保険料区分第1段階から一挙に第4段階に移行し、年額約1万4,000円もの値上げとなり、更に平成20年には激変緩和措置が終了するために、更に大変な負担増となります。高齢者が安心して介護が受けられるよう基盤整備も必要と考え、この陳情の採択を主張いたします。 次に、陳情第20号 障害者の福祉・医療サービス利用料の「応益(定率)負担」を見直すよう国への意見書の提出を求める陳情ですが、障害者の人間らしい生活と社会参加に福祉施設の利用は欠かせないものです。1割負担になったことにより、東金市での福祉作業所の賃金は4,000円から5,000円に対し、負担金は1回468円、20日間の利用で約1万円の負担となり、到底自立は困難であり、自立支援ではなく自立阻害法と言わざるを得ません。障害者の立場に立ち、ぜひ採択をするべきです。 以上陳情4件、住民の福祉、暮らしに切実な陳情でありますことから、採択を強く求めて討論を終わります。 ○議長(石崎公一君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第4号議案 東金市青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第4号議案は原案どおり可決されました。 次に、第7号議案 東金市簡易マザーズホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第7号議案は原案どおり可決されました。 次に、第8号議案 千葉県後期高齢者医療広域連合の設置に関する協議について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第8号議案は原案どおり可決されました。 次に、第14号議案 平成18年度東金市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第14号議案は原案どおり可決されました。 次に、第15号議案 平成18年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第15号議案は原案どおり可決されました。 次に、継続審査となっていました陳情第15号 東金病院及び成東病院大網病院の早急な医師や看護師の確保と、山武地域医療センター計画への県の参加を求める陳情について、本案に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、陳情第15号は採択とすることに決しました。 次に、陳情第17号 「格差社会」を是正し、庶民増税の中止と社会保障の拡充のため国への意見書採択を求める陳情について、本案に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、陳情第17号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第18号 療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止と国への意見書採択を求める陳情について、本案に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、陳情第18号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第19号 介護保険制度改善・拡充のため国への意見書採択を求める陳情について、本案に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、陳情第19号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第20号 障害者の福祉・医療サービス利用料の「応益(定率)負担」を見直すよう国への意見書提出を求める陳情について、本案に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、陳情第20号は不採択とすることに決しました。 休憩いたします。          午前11時19分 休憩          午前11時32分 再開 ○議長(石崎公一君) 再開いたします。 次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。 早野委員長。          [建設経済常任委員長 早野 誠君 登壇] ◆建設経済常任委員長(早野誠君) 議長の指名をいただきましたので、平成18年第4回定例市議会において、建設経済常任委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 当委員会は、12月15日午後1時から202会議室において、委員全員出席、当局より林建設部長、松島経済環境部長及び関係課・局長出席のもと開会いたしました。 初めに、第6号議案 東金市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、副市長の責任の所在、任務分担や待遇などが明確に定まっていない中、設置条例だけが先行している。議会に対する説明不足、資料不足もあり反対であるとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第9号議案 東金市外三市町清掃組合規約の変更に関する協議について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、組合において、収入役には東金市収入役が当たり、収入役には手当があったと思うが、職員が会計管理者となった場合はどのようになるのかとの質問に対し、収入役には月額4,000円の報酬があったが、会計管理者は職員となり、手当はなくなるとの答弁がありました。 また副市長が会計管理すべきだと思うが、職員が会計管理者となる理由はとの質問に対し、今までは東金市収入役が会計管理を代行していたが、今回の改正により、東金市も職員が会計管理者となることから、監査機関も別にあるので、組合でも職員が会計管理できるという判断がされたとの答弁がありました。 また組合には、構成市町からの派遣職員と組合職員がいるが、会計管理者としてどのような職員を考えているのか。チェック機能が弱まるのではないかとの質問に対して、組合職員の次長が兼務する予定である。会計事務は係長・係員、そして局長もチェックし、構成団体からの定期的な監査もあるので、十分機能は果たせるものと考えているとの答弁がありました。 採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第16号議案 平成18年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 質疑の主な内容について要約して申し上げますと、水洗便所改造事業補助金の補正について、すべて条例どおり供用開始後3年以内のものなのか。また公共汚水枡工事の250万円の補正を当初に組み込めなかった理由はとの質問に対し、水洗便所については、補助金交付要綱どおりすべて3年以内のものである。また公共汚水枡工事については、一時期、新規加入件数が減少傾向にあったが、最近は増加傾向にあり、建設工事のときに設置できなかった公共汚水枡を設置する必要が生じたためであるとの答弁がありました。 また職員時間外勤務手当75万円減額の理由はとの質問に対し、時間外勤務を振替や代休にしたことにより、減額となったとの答弁がございました。 また処理場改築更新実施計画業務委託料の減額について、参考資料で入札調書の見積金額にかなりの開きがある理由はとの質問に対し、日本下水道事業団に委託した業務だが、現場説明会は行わず、設計書・仕様書の参考図書だけで実施しているため、応札者によっては適用間違いがあると聞いている。入札結果を受け、落札者に内容を確認し、誓約書を提出させ契約したとの答弁がありました。 採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第17号議案 平成18年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、担当課長概要説明の後、審査に入りました。 特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設経済常任委員会に付託されました議案4件の報告を終わります。よろしくどうぞお願いします。 ○議長(石崎公一君) 建設経済常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ質疑を終結し、討論を許します。ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第6号議案 東金市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、第6号議案は原案どおり可決されました。 次に、第9号議案 東金市外三市町清掃組合規約の変更に関する協議について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第9号議案は原案どおり可決されました。 次に、第16号議案 平成18年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第16号議案は原案どおり可決されました。 次に、第17号議案 平成18年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立全員であります。よって、第17号議案は原案どおり可決されました。 そのまま休憩いたします。          午前11時43分 休憩          午前11時44分 再開 ○議長(石崎公一君) 再開いたします。 お諮りいたします。塚瀬一夫君ほか4名から発議案第1号が提出されました。 この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第1号を議題といたします。 事務局をして、その文書を朗読いたさせます。 布留川次長。 ◎次長(布留川信男君) (朗読)[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(石崎公一君) 発議案を配付してありますが、配付漏れはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) 配付漏れなしと認めます。 直ちに提出議員の説明を求めます。 それでは発議案第1号について、塚瀬一夫君。          [6番 塚瀬一夫君 登壇] ◆6番(塚瀬一夫君) それでは議長のお許しをいただきましたので、東金病院及び成東病院大網病院の早急な医師や看護師の確保と、山武地域医療センター計画への県の参加を求める意見書の提出をしていただきたく、案につきまして朗読をさせていただきます。 山武地域では、東金病院に端を発した医師不足により、負担の重くなった成東病院で内科医全員の退職を生み、他病院へも波及しました。そして、大網病院では、看護師不足で運営に支障をきたしています。 このため、住民は、入院の受入を制限され、月の半分は夜間・休日の救急患者の受入体制がなく、1時間以上もかけて管外の病院に運ばれています。 こうした事態は、県の東金病院への援助不足がひとつの要因であり、地域医療を守るための対策が必要です。 こうした状況をふまえ、山武地域の住民が安心して暮らせるよう、より良い地域体制構築のため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。                   記 1.東金病院及び成東病院の医師や大網病院の看護師を早急に確保して、安心してかかれる病院にするための緊急対策を講じてください。また、国に対策を講ずるよう働きかけてください。 2.山武地域医療センター計画については、事業に県が参加し、財政負担など山武地域住民の命と健康を守る県の責任を果たしてください。 3.新病院は公的責任で行うべき医療を担い、誰もが安心してかかれる病院にしてください。  平成18年12月20日                       千葉県東金市議会議長 石崎公一 千葉県知事あて どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(石崎公一君) 以上で提出議員の説明を終わります。 それでは発議案第1号について質疑を許します。ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ発議案第1号について質疑を終結いたします。 お諮りいたします。発議案第1号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) ご異議なしと認め、委員会付託は省略することに決しました。 それでは発議案第1号について討論を許します。ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石崎公一君) なければ発議案第1号についての討論を終結いたします。 これより採決いたします。それでは発議案第1号 東金病院及び成東病院大網病院の早急な医師や看護師の確保と、山武地域医療センター計画への県の参加を求める意見書について、原案どおり決することにご賛成の方はご起立願います。          [賛成者起立] ○議長(石崎公一君) 起立多数であります。よって、発議案第1号は可決されました。 なお、可決されました発議案の取り扱いについては議長にご一任願います。 以上をもって、今期定例会に提案されました案件はすべて議了いたしました。 これをもって平成18年第4回東金市議会定例会を閉会いたします。 なお、次回平成19年3月定例会は、平成19年2月28日開会の予定でございます。          午前11時51分 閉会 ○議長(石崎公一君) 市長よりごあいさつを願います。 志賀市長。          [市長 志賀直温君 登壇] ◎市長(志賀直温君) それでは閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し述べさせていただきます。 今議会、私どもから17件の議案をお願い申し上げました。2号議案を含めて、あるいは1号議案は先決でお願いしたりということで、いろんな面でご審議、ご苦労をおかけいたしまして、結果的にそれぞれすべて原案のとおりご承認をちょうだいいたしました。心からまずもってお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。 また一般質問等を通じて、それぞれの会派から、今、東金市の大きなテーマとなっている問題についての質疑応答があったわけでございますけれども、特に医療センターの問題について、なかなか積極的な言い方ができなかった部分があって、じくじたるものがあるわけでございますが、大網白里町の町長選挙も終わったという段階で、次のステップへやはりシフトを切るということも含めまして、山武郡内のまず全域での設置を前提に、あるいは別の方法がどうしても必要かという部分も含めて取り組みを進めていきたいと思っています。 そういう意味では、先ほどの副市長の制度化も含めて、議会の皆様方からのお知恵と、またいろんな意味でのご指導をちょうだいしたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。 今年も残すところあと10日余りとなってまいりました。振り返りますと、今年もいろんな出来事があったわけでございますけれども、それぞれ総括をしながら、迎えるべき新年に、どうぞ皆様方ご健勝でお迎えいただき、また次年度も引き続いて、私どもにご指導、ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げながら、お礼のごあいさつとさせていただきます。 どうもありがとうございました。上記、会議の顛末を録し、これに署名する。        東金市議会議長    石崎公一        東金市議会議員    布施栄亮        東金市議会議員    石渡徹男...